ヒノキHinoki / Taiwan Cypress / Chamaecyparis obtusa var. formosana(Hay.)Rehd.
マツ綱ヒノキ科ヒノキ属、別名台桧(タイヒ)。1908年に植物学者の早田文蔵によって「日本ヒノキの台湾型」として発表され、「台湾ヒノキ」と命名され、また「ひのき(Hinoki、檜)」とも呼ばれています。直立した幹には、四角い鱗片状の葉がついており、1300〜2500メートルの標高の高い平坦な稜線地帯で見つけることができます。幹がらせん成長するため、樹皮の模様にも影響があります。木は濃厚な香りを放ち、枝葉は垂れ下がっていて、温厚な老人のようにいつも温かさを与えます。最大のヒノキ林は台湾の雪山山脈にあり、しばしばタイワンツガ林と混合されます。針葉と樹木から放たれる「フェノール」の香りには浄化のエネルギーがあり、それゆえに最も人気のある木材の1つになっています。