ナス科のファビアナ(Fabiana)は低温に耐えられる性質を持ち、
アルゼンチン原産の薬食両用の在来低木植物の一つです。
微量のアルカロイドを含み、トウガラシと並んで南米インディアンの伝統的な薬用植物として知られています。
ファビアナは、パタゴニアのパラメーラと同じく、希少な原生種の芳香植物であり、
新興の花の香りカテゴリーの中でも、濃厚な香りにおいて非常に競争力があります。
その希少な樹木系に含まれるデルタ-カジネンやガンマ-テルピネンの爽やかな甘い香りが、ファビアナの価値を高めています。
現在までの15年間で、数十人の調香師がこの精油を使用して百種類以上の高級香水を創作しています。