ハイドロゾルの進化が、中世の不朽の香り伝説を再現
香水の歴史を紐解くと、古代エジプトから中世ヨーロッパにかけて、
多くの知恵が注がれ、#最も純粋な #植物の香り が残されてきたことがわかります
14世紀には、ハンガリーの女王が当時の修道院に依頼し、
#ハーブとアルコールで作られたチンキ を蒸留して抽出した香水が誕生しました。
産業革命以降、初めてクマリンが合成され、以後、調香師たちは化学合成香料を使って数多くの流行を生み出す香りを創り上げてきました。しかし、大量の合成物質が、長期にわたり香りを楽しむ人々に少なからず影響を及ぼしています。
21世紀の今日、環境意識が高まる中で、ファッション業界にもエコの風が吹き、シンプルで自然な植物の香りが化学添加物に代わって注目を集めるようになりました。
私たちは幸運にも、#自然の一部に戻り、#中世の香水蒸留法を再現できる機会を得ました。ハイドロゾルやエッセンシャルオイルといった植物の美しい要素を、長い時をかけて丁寧に抽出された穀物アルコールと共沸蒸留することで、#原初の #純粋で #繊細な 植物の香りを体現したハイドロゾルミストを創り出しています。
【 ヤマトチャーム 】
大和には、美しい山や川があり、江戸の懐かしさを感じる小道があり、人々の美しき信念が根付いています。さらに、風格ある古城、仏教浄土の世界遺産、千年にわたる繁栄と衰退の歴史、そして自然と一体となった四季折々の景色が詠まれる土地でもあります。
コロナ禍が突然到来し、多くの国が鎖国措置を取る中、多くの旅人は「遠痛」(遠くを思いながらも会えない痛み)を受け入れるしかありませんでした。
大和の古都・奈良に深い縁を持ちながらも「帰郷」できず、無限の郷愁に駆られるFeyond先生は、奈良の家や鹿への想いを大和の植物の香りに託し、濃厚な大和の感情がこもる御守りの香りとして調香しました。
植物のエネルギーが込められたこの香りのお守りが、私たちの心と体を守り、遠く故郷を想いながらも平穏な冬を過ごすことができるよう願っています。
香りの階層
TOP: 日本産マンダリンオレンジ、京都北山杉
M1: クチナシ
M2:日本産ヒノキ、大和番茶
B:吉野産コウヤマキモス
溶剤:ハイドロゾル、日本酒、穀物アルコール